「金額だけ」で選ぶと危険？

マンションの大規模改修工事を横浜で検討している方の多くが、見積もりの「合計金額」ばかりに目が行きがちです。でも、安さだけで業者を決めるのは危険です。なぜなら、金額が安い理由が“省かれている工事内容”だったり、“材料のグレードが低い”ことだったりする場合があるから。まずは「なぜこの金額になっているのか？」を丁寧に見ていくことが大切です。

工事内容の項目が具体的か確認

見積書の項目が「○○一式」となっていたら注意が必要です。「外壁塗装一式」「足場一式」など曖昧な表現では、工事の具体的な内容や範囲がわかりません。良い業者ほど、項目ごとに数量・単価・工法を細かく記載してくれます。こうした業者は、誠実に対応してくれる可能性が高く、トラブルも起きにくいのが特徴です。見積書をしっかり読み込んで、「この工事には何が含まれているか？」をチェックしましょう。

相見積もりを取っても「比較できない」理由

見積もりは2～3社以上から取るのが一般的ですが、実は「比較ができない見積もり」になってしまっているケースも少なくありません。見積もりの前に、要望や条件をすべての業者に同じように伝えることが大前提です。例えば、塗装の色数やバルコニー防水の仕様など、条件が違えば金額が違うのは当然。事前にヒアリングシートや図面などを用意して、同条件での見積もり依頼をしましょう。

まとめ：丁寧な業者ほど、見積もりもわかりやすい

結局のところ、丁寧な業者ほど、見積もり内容も誠実でわかりやすいものです。疑問点を質問したときの対応もスピーディーで、納得感があるかどうかが判断材料になります。横浜のような都市部ではマンションごとに条件が異なるので、見積もりで業者の“姿勢”を見極めることが、大規模改修工事を成功に導くカギになります。