地域によってこんなに違う！改修費用の目安

マンションの大規模改修工事を考えるとき、「費用ってどこも同じでしょ？」と思いがちですが、実は地域によってけっこう差があります。たとえば、東京都内（23区）では1戸あたり120万〜150万円前後。一方、横浜市では100万〜130万円程度が一般的。埼玉や千葉ではもう少し低く、80万〜110万円ほどのケースも珍しくありません。この違いには、人件費や物価、施工業者の数などが関係しています。

なぜ横浜の費用は“中間層”なのか？

横浜は東京に次いで物価が高く、業者も多いため、価格競争がやや働いているのが特徴です。そのため、都内ほど高くはないけれど、埼玉や千葉よりは少し高め。特に海に近い地域では、塩害対策や防水処理がしっかり必要になることもあり、結果的に修繕費が上がることがあります。建物の立地や築年数、仕様に応じた工事内容を見極めることが大切です。

業者選びは“地元密着”も視野に

関東の中でも、地元に強い業者を選ぶことでコストを抑えられるケースがあります。たとえば、横浜であれば横浜市内に本社を構える業者の方が、移動コストや管理コストを抑えやすいメリットも。地域ごとの特徴を理解している業者は提案内容も的確なので、費用対効果の面でも安心できます。